こんにちは、MD「うなだれ」山本です。
サンドリーズ・アレーとは話が変わりますが、先週(4/23)小田急グループのお仕事で、仙台に行ってきました。
小田急グループは、百貨店が中心となり「事業を通じて、お客様だけでなく生産者の方々も幸せになれる仕組みつくり」に経済産業省・中小企業庁の国策と連携した取組みを推進しています。これは「中小企業地域資源活用プログラム」という法律に基づいた地域振興策で、昨年第一回イベント「日本の素敵なお酒フェア」が小田急線沿線39店舗で開催されました。
(ちなみに私はこのグループ企画立案・推進を担う事務局の一員として参加しています。)
その中で今年の夏に予定されている第二回イベントの合同商品選定会が、先日仙台で開催されました。
百貨店、スーパー(小田急OX)のバイヤー、ホテル(ハイアットリージェンシー東京)、レストラン(つづらお他)の料理長等、バラエティーに富んだ小田急グループの食品仕入れ担当者が20数名、東北6県から70社を超える出展希望のお取引様が集まる、小田急グループでも前例のない大規模な展示会が行われました。
小田急グループからも出展企業の方に向けた特別セミナー「首都圏の流通マーケットについて」をご提供し、出展事業者の皆様に好評を博しました。

仙台会場の商談風景
我らが小田急グループのエースバイヤー、菊池リーダーによる食品流通セミナー グループ各仕入れ担当者と出展事業者様による、合計百数十回に及ぶ商談により、今夏の第二回イベントが待ち遠しい、非常に活気のある展示会となりました。
バイヤーの仕事は一見華やかにも見えますが、実際は地味で根気を要する作業の積み重ねです。しかも個人の好き嫌い感覚は厳禁です。 内容は、味のチェックは当然として、見た目(パッケージ)や価格、種類(バリエーション)等、お客様に良質な商品をお届けする責任ある立場として、我々バイヤー一同の商品選定には厳しい基準があります。 今回の東北6県からお集まりいただいた出展企業の方々にはある共通の特徴があります。 一言であらわすと、それは「トレーサビリティー(流通履歴)重視」と言えます。 ここ数年の食の安全へのニーズの高まりと併せて、年々高齢化し減少の一途を辿る生産者の方々を守るために、加工業者の方々が日々知恵を絞り新しい商品を開発しています。 その中で私が個人的に気になった代表的な企業をいくつかご紹介しましょう。 ●丸東水産(宮城県石巻市)の『養殖銀鮭(業務用)』 1988年創業の、水揚げ量全国4位を誇る石巻を中心とした三陸海岸の魚介類を、安全、安心に届ける加工会社が自信を持ってお届けする、まさにトーレサビリティー100%の鮭です。抗酸化原料ブームもあり最近注目されているサケです。とにかくおいしかったんですが、聞いて納得!の「理詰め」の養殖技術がそこにはありました。 ①エサから違います。仙台のビール工場より直送されたビール酵母の配合により、旨み、甘み、鉄分成分が増えたそうです。 ②これが最大の特徴、急速冷凍システム「液体凍結」による、極めて生の状態をキープした冷凍機器を使用していることでした。 食材に最もダメージを与える0℃~-5℃(時間をかけて冷凍させると氷の結晶を作ってしまうため細胞膜を壊してしまうため)をわずか7分で行うことにより、冷凍ものとは思えない旨みをキープできるのだそうです。ちなみにこの視食品の中では、やはり「生もの」が一番おいしかったです。冷凍もの特有の「ざらっとした」感じが全くなく、生そのもののようななめらかな食感が、しばし舌に残る握り寿司でした。
●渋谷レックス「なつ菓子屋」(福島県福島市)の 『日本のおやつ・駄菓子』 昭和26年創業のお菓子問屋さんのオリジナルブランドです。 カリスマ女性社長、渋谷さんの「お菓子職人を守りたい!!!」という思いがついにブランド『なつ菓子屋(なつかしや)』となったのです。全国の菓子職人が作った日本の伝統菓子、せんべい、奉天、黒糖、カルメ、みそぱん、羊羹、あめ、そして社長一押しの甘納豆(これもホントにおいしかった・・・ほんのりとした甘さは大量生産タイプでは中々出せない味です)等等・・・名前のとおり、昔おばあちゃんがくれた、縁側で食べたお菓子たちとの懐かしい再会でした。





もうひとつ、女性のお客様へ向けた商品開発も大きな傾向となっています。
美と健康に留意した「オンナココロ」を刺激する2社をご紹介しましょう。
●小林豆腐店(山形県南陽市)の『これって豆腐?シリーズ(ハム・ソーセージ・チーズケーキ)』
大豆を原料にした低カロリー食品を、街のお豆腐屋さんが開発しました。
材料の1/3を豆腐で作ったソーセージとチーズケーキ、ハムに至っては100%豆腐(つまり「ハム風」のお豆腐)です。これも実は日々の精進の結晶である、技術開発(豆腐の冷凍方法だそうです)が可能にした商品なのです。当然これもおいしかったですが、特にチーズケーキは甘さ、柔らかさも文句なし。これでカロリー1/3だったら女性だけでなく男性の方々にも相当喜ばれること請け合いの味でした。

●大木大吉本店(福島県西白河郡)の酒『自然郷(大吟醸)』
なんと慶応元年(1869年)から酒造りを代々行っている地元の名手が作った、非常にフルーティーな味わいのお酒です。ワインのような酸味が特徴(でも度数は13℃なのでハードです)で、おもわずくいくい飲んでしまいそうです。

現在、小田急グループ各社で商品の最終選定が行われています。
結果はまたお知らせいたします。
お楽しみに!!

















































