
こんにちは。MD山本です。
今回は先週開催された、繊研新聞社主催の国内最大級のファッション関連総合展示会、「IFF(インターナショナル・ファッション・フェアー)」のご報告です。
スゴイ展示会 IFF
ただし、今回ばかりは【撮影不可】場所があまりにも多く(新作紹介のための展示会なので、当然商談目的以外の人々には情報公開しません)文章のみとなってしまいましてすみません。

会場入口の様子。会場内で撮影するとすぐに飛んできますので、今回はアキラメです。想像してください・・・
繊研新聞社が、ファッション関連最大の専門新聞社で、「国内のファッション関係者で読まない人がいない新聞」と言われている事は、前回のブログで説明させていただいたとおりですが、当新聞社が業界内の圧倒的な地位を築いた最大の理由が、この「IFF」を成功・維持・発展させていることに有ることは間違いありません。
今回でなんと20回目の開催です。
一回当り30,000人以上の、バイヤーをはじめとした業界関係者来場する、ケタ違いの集客力が出展企業の方々の最大の魅力です。
出展企業数も毎回1,000社を超えます。当然、バイヤーの立場としても、非常に「効率的」に旬な商品発掘を行える、有意義なマッチング機会を頂戴しております。
こんな大規模な展示会を、この移り変わりの激しい業界で、新聞社がオリジナルで仕立てているんです。
これはオドロキですし、誰にも「真似の出来ない展示会」とも言えるのです。
(事務局長ヤマジさんをはじめとした【超精鋭】スタッフの方々。お疲れ様でした。)
IFFを通じて感じた昨今のファッション展示会について
20回(年間2シーズン分、つまり10年間分)のIFFで、おそらく数少ない「皆勤賞」の(つまり20回全部見ている)私が見た風景は、目で見てはっきり感じるほどに変化しています。
簡単に言うと「アパレル関連企業の出展が少なくなった」ことが誰の目から見ても明らかな大きな変化となって表れています。
もう少し詳しくすると、服飾雑貨関連企業をはじめとした、いわゆる「お洋服を中心としたファッション関連商品」から、ホビー&インテリア雑貨に代表される「ライフスタイル提案型」の出展企業・ブランドが増えてきている傾向が顕著に現れているのです。
これは我々ファッション系バイヤーにとって大変由々しき事態と言えます。
緊急事態です。
ファッション産業で100年に渡り、バイヤーの指標となっていた、我々の魂とも言える、長年培われてきた「バイヤーとしての仕入れのノウハウ」が通用しなくなってきているかもしれないのです。
前述のとおり、IFFに限らず、特にここ数年の大きな変化として挙げられる傾向は「脱アパレル・卒ファッション」にあると思われます。
原因は簡単です。
市場が「成熟化」しているのです。
お客様ひとりひとりが、独自の価値基準で消費行動を起こします。
一昔前までは、言い方は悪いですが「売れているものをしっかり揃える」売場つくりが我々も求められていましたし、確かに市場のヒット商品をいち早く取り入れ、品切れを無くすことがお客様のご期待にお応えできる側面はありました。
市場予測は、パリやNYで行われる「コレクション情報」が絶対的な信仰指標でした。
バイヤーは一生懸命海外情報を捕らえ、インポートを中心とした品揃えに重点を置いてきました。
それが、市場の成熟に伴い「自分流」という新しい価値基準が生まれ、言葉のとおり「十人十色」のニーズにより、いわゆる一方向型のヒット商品が出にくい世の中になってきました。
更に成熟して、地球の資源自体に限りがあることに気付いた市場の大きなムーブメントとしてここ数年、急激に育ちはじめた「環境志向型商品・ブランド」が今までのファッションに対する価値基準を一変してしまうほどの強力なインパクトを市場に与えており、ファッション産業も例外なく、この新しいジャンルの価値基準を満たす提案力が求められていると言えます。
(「環境志向型商品・ブランド」については、またの機会にご説明します)












































































